家の中で子どもが集まりやすい場所とは
2020.10.01
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LCT
家族団欒で話す時間というのはとても大切で、コミュニケーションとしては最もリラックスして話すことが出来る環境です。家族での会話は様々なものがありますが、子どもの成長を感じることや、時には子どもの悩みを聞いてあげる事で、子どもの成長を感じることや、親子の信頼関係をうまく作っていくことになります。子どもとのコミュニケーションのほとんどは、リビング・ダイニングに集約されているため、コミュニケーションを取っていくためには、子どもが集まりやすい場所にしていく必要があります。今回はどのような設計にすると家族とのコミュニケーションが取りやすく、集まりやすい場所を作る事ができるのかという点に注目していきましょう。
リビング
リビングは家族がテレビを観ることや、くつろげる場所として、家の中で主に集まる場所となります。そのため、一般的にリビングにはテレビやソファー、ローテーブルなどの家具やインテリアをおく事で、くつろぎの空間をつくる事が多く、意外と夫婦のだけの生活を考えがちなところでもあります。子どもが集まりやすいリビングにするには、夫婦がくつろげるということだけでなく、子どもにとってもくつろげる場所なのかということも考える必要があります。
子どもが小さい頃にはリビングでの生活がメインとなり、遊び場や勉強場所として利用することが多くなります。その際に子どものスペースを考えていなければ、散らかりやすく狭く感じる空間となり、家族も集まりにくくなります。子どもが遊べるスペースや、小学生になり宿題を家で行うスペースの確保をあらかじめしておくことで、必然的に子供とのコミュニケーションは増えます。スタディーコーナーやフリースペースを間取りに取り入れることで家族での共有スペースをつくり、子どもとのコミュニケーションを取りやすい工夫を作りましょう。
ダイニング
ダイニングは家族が揃ってご飯を食べるため、コミュニケーションを最も取りやすい場所で、快適に食事が出来るように設える必要がある場所です。
そのためダイニングテーブル・チェアを一式、配置できるだけの広さが必要になり、家族の人数により必要な広さは変わり、それが快適さにも繋がります。まずは自分たちの将来を見据えて必要なテーブルの大きさを知ることがダイニングの快適さに繋がります。
また両親や友達などの来客も踏まえてテーブルの広さを考えることで、必然的に必要なダイニングの広さが分かってきます。
その他にもダイニングは、子どもが学校から帰ってから最初に寄りたい場所になるよう工夫のある「半リビング」のような空間にしておくことも大切です。子どもが家に帰り、玄関からの導線を考えて間取りを設計し、家具の配置までを考えることで、家に帰って一息ついて、自分の部屋にいくという目線で考えておくことで、必然とダイニングに家族が集まりやすくコミュニケーションも増えるようになります。
吹き抜け
家族が集まりやすい場所をつくるには、リビング・ダイニングなどの生活の中心となる直接的な場所だけでなく、吹き抜けなどの空間の繋がりというのも子どもがリビング・ダイニングに集まりやすくなる上では大切なポイントです。
吹き抜けがある場合は、1階と2階の繋がりが出来るため、例えば子どもが自分の部屋から少し出るだけでも、リビング・ダイニングで親が何をしているのかが把握できるため、コミュニケーションが取りやすくなり、それがリビング・ダイニングに集まるきっかけになります。
もちろん料理ができた時も大きな声を出せば、子ども部屋まで声は届きやすいため、いちいち子どもを呼びに2階まで上がるといった手間もなくなり、親にとっても子どもにとってもコミュニケーションを円滑にするための快適な空間をつくることができます。
まとめ
これから家づくりを考えているご家庭は、今住んでいる場所での暮らしを今一度把握し、子どもが集まる場所はどのような所なのかを知っておく事で、子どもとのコミュニケーションの頻度も高くなります。
既に家庭がある場合は、まずは自分の今の暮らしと照らし合わせて、くつろげる場所はどこなのか?家に帰って一息つける場所はどこなのか?会話がしやすい空間はどのようなポイントがあるのか?などを頭に入れておくと、モデルハウスの見学なども人とは違った目線で観ることができ、将来子育てをしていく際に、子どもとのコミュニケーションも楽になります。
夫婦の目線だけでなく子どものことまでを意識して、家づくりをしていくことで、子どもの集まりやすいリビング・ダイニングにしていきましょう。
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